「直木賞」受賞作品で、ニュースで紹介されていたことがきっかけで読んだ本です。
人付き合いに悩みを持つ主婦とそのパート先の社長の過去・現在との交わりを描いた小説。
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>>対岸の彼女
私にとってとてもタイムリーな内容でした。たまたま自分も求職中だったこと。ミソジ+主婦の社会復帰っていうところが主人公と同じだったから。。。
ラストに向かってく数十ページは圧倒的な勢いで読者の心の中に「それぞれの過去」「悩み」「思い」などのさまざまな感情を突きつけてきます。
淡々とした気持ちで読んでいたはずなのに、なぜかラストの数ページあたりで涙がポタポタ。何度読んでもラストへ向かう数十ページは息をするのも惜しい気持ちになります。
見てみぬふりをしてきた事を突きつけられて息が出来ないのか、昔の自分を思い出して胸がいっぱいになったのか、それともいまの自分の苦しさを共感してくれた喜びで泣きそうになるのか。
私は何度も読み返していくうちに、前向きな明るい部分がたくさん目に付くようになっていきました。
そのうち、読み終わったときに、耳の下から首筋あたりに「ふわっ」っと風を感じるようになりました。
初めて読んだ時から数ヶ月の時間が経ちましたが、何度もみたいと思う本です。初めは図書館で借りて読みましたが、結局買いました。
だれもが抱いている過去の自分の姿への憧れと現在の自分に対する失望感を、この本の登場人物が共感してくれるから何度も読みたくなります。
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